*全国各地から支援の手* 上之保水害
8日未明まで降り続いた豪雨の影響で、津保川が氾濫し、岐阜県関市上之保地域では多くの被害を受けました。
被害状況はこちらをご覧ください。
復旧作業にあたり、水害当日から被災した親族や友人が駆けつけ、
7月9日(月)から20日(金)にかけて関市社会福祉協議会が、ボランティアを募集し、全国各地から個人や団体で、およそ4,000人がボランティアに駆けつけて下さいました。
その時の住民やボランティアなど、復旧作業に従事された方々の様子、地域の様子を写真でまとめます。
■大まかな水害当日からの動き
8日:上之保水害
上之保温泉「ほほえみの湯」無料開放
(被災された方々、復旧作業に従事された方々対象)
9日:関市社会福祉協議会より、ボランティア一般募集開始。
上之保老人福祉センター前に上之保ボランティアセンター開設
ボランティア活動時間 9時~15時
20日:ボランティア一般募集終了
上之保ボランティアセンター閉鎖
21日:ボランティアは、関市登録団体のみに
■ボランティアなど、復旧作業に従事された方の様子
床上浸水被害を受けた建物の復旧作業順で掲載(だいたいなってます)
①浸水した日用品や家財道具の運び出し
②床上に溜まった泥を取り除く
明ケ島地区出身で、実家の復旧作業に来た埼玉県在住の30代男性は「実家に電話したが繋がらず、気になって水害当日の新幹線に飛び乗った。今の自分にできることを精一杯やりたい」と話していた。
③床を剥し、床下に溜まった10cmくらいの泥の層を取り除く
④1か月以上かけてゆっくり時間をかけて乾かす
■建物以外での被災場所の様子
■上之保老人福祉センター前にボランティアセンターが開設
■現場の様子
〇各地区の集会所前やグラウンドなど広い場所に被災ゴミステーションが設けられた
■温かいご支援
出店された方々は「ボランティアに来た。ボランティアの一般受付は終了してしまったが、水害はまだ終わっていないと思った。何か自分たちにできることはないかと想い、無料で振る舞うことにしました」と有志の方々は話していた。
タナカ記者より
当記事を書くか迷いに迷いました。
無残な上之保の姿を残すことは、上之保の印象を悪くさせるのではないかとも思いました。しかし、私の記憶に留めておくだけではなく、多くの方々に知って頂き、今回の出来事を風化させないことが今の私にできることだと思い、書くことにしました。
私の知る限りでは、北は茨城県、南は大阪府から、全国各地から温かいご支援を頂いた方々のおかげで水害前の落ち着きを取り戻しつつあります。
断りをせずに写真を撮った方もおられるかもしれません。この場を借りて謝罪します。
写真を撮らせて頂いた上之保地域の方々、復旧作業に従事された方々、本当にありがとうございました。
感謝します。
被災された方々にお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧復興を目指して。
がんばるぜ上之保
記事・写真:関市地域おこし協力隊(上之保地域担当)田中利弥
2018年8月15日公開
※当記事は当ブログのみでの公開です。
タナカ新聞とは・・・??
岐阜県関市上之保地域で関市地域おこし協力隊として活動する田中利弥(私)が、上之保地域で独自の目線で見つけたヒト・モノ・コトを取材し、不定期で発行している新聞です。
〇掲載場所
関市上之保地域
▼上之保温泉「ほほえみの湯」 ▼上之保生涯学習センター ▼珈琲すずらん
関市武儀地域
▼道の駅「平成」 ▼武儀生涯学習センター ▼津保川診療所 ▼津保川中学校
関市街
▼関市立図書館
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