タナカ新聞

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関市地域おこし協力隊 上之保地域担当の田中が上之保地域の話題を取り上げて新聞を発行しています。

*モネの池で関市PR*第7号①

 

 5月4日に関市地域おこし協力隊(上之保・洞戸・板取)3人が板取で、観光客に関市のPR活動を行った。場所は「モネの池」の名で知られる、名もなき池の隣。

 

 関市の形にかたどったボードで写真を撮ってもらったり、各地域のパンフレットを持ち寄ったりした。その他に口頭で居住地を尋ねるアンケート調査を行い、3組に1組は県外から来訪していることが明らかになった。北は新潟県、西は広島県で、さらには、ブラジルから訪れた観光客もいた。

 

関市地域おこし協力隊がモネの池で関市PR

関市ボードで撮影した観光客=関市板取・フラワーパーク板取で

 

 ゴールデンウイーク(GW)の真っただ中の5月4日、「フラワーパーク板取」で関市地域おこし協力隊(以下協力隊)が関市観光PRブースを出展した。場所は「モネの池」の名で知られる、板取・白谷地区にある、名もなき池に隣接。初の協力隊4人全員での合同企画。 

 

 当日は、上之保・洞戸・板取地域担当の3人の隊員が参加した。関市をかたどった木製のボードを訪れた観光客に持ってもらい、写真を撮ってもらったり、自作や既存のパンフレットを持ち寄ったりして、各地域の名所や特産品をPRした。

 

 同時に口頭で居住地を尋ねるアンケート調査も行った。56組のうち、8割が県外から来訪しており、初めて関市に来る人が大半で、家族連れや男女で訪れる人が多いことが明らかになった(調査結果は下記に記載)。

 

 

関市ボードでPR

 協力隊は、現在、上之保・武儀・板取・洞戸地域に1人ずつ計4人が活動している。4人で集まる度に「4人で何かしたいね」と話していた。ちょうどその時「フラワーパーク板取」代表の小林さんから「空いているスペースあるから、ブース出展してみない?」と打診があった。

 

 2カ月以上前から各地域住民や市役所職員等にモネの池について尋ね、「モネの池以外に観光名所や施設が解らず、帰ってしまっている」という課題を見つけた。

 

 その後、出展内容やインパクトを出すための方策などを4人で何度も話しあう中で、関市がピースしたときのVサインの形をしていることに気づいた。観光客に関市のV字形のボードを持ってもらい、写真投稿サイト「インスタグラム」に投稿してもらってPRすることに話がまとまった。上之保地域の製材所「舟山森林生産加工販売協同組合」にお願いし、関市の形にかたどった木製のボードを作成してもらった。

 

 当日は「記念にボードを持って写真撮りませんか?」と声をかけ、計113人の観光客に持ってもらい、写真を撮ってもらうことができた。観光客からは「これってなんの形?」「関市ってこんな形をしているんだ」と反応を示した。

 

 

観光客の反応と課題

 ボード以外にブースには「この後行く場所に困ってる」「車で30分で行ける場所ない?」「ごはん食べれる場所ない?」と尋ねてくる観光客が何人も立ち寄り、板取の観光マップは午前中で200枚配布できた。実際に住んで地元の人々と接して地域密着で活動している強みを生かすことができ、本企画への手応えを感じた。

 

 上之保・武儀地域は、手書きイラストのチラシや手作りの観光名所を紹介した冊子、上之保温泉「ほほえみの湯」入浴割引券を準備した。だが、モネの池から車で片道1時間の壁は大きく、武儀・上之保(津保谷)地域へ誘致することの課題が残った。

 

 今後も地域別にPRしていくなど方策を考えながら実施していきたい。

 

 

 

*居住地調査結果* 8割が県外から来訪

 

居住地調査結果=関市モネの池PRブース

居住地調査結果=関市モネの池PRブース

 

岐阜県内:12組

岐阜市(5)、各務原市(1)、美濃加茂市(1)、恵那市(1)、多治見市(2)、高山市(1)、

岐阜県内(1)

 

■愛知県23組

名古屋市(10)、愛知県内(6)一宮市(1)、犬山市(1)、春日井市(1)、弥富市(1)、東海市(1)、豊田市(1)、豊川市(1)、

 

■その他21組

→神奈川県横浜市(3)、東京都(2)、静岡県(2)、福井県(2)、大阪府(2)、山形県(1)、

群馬県(1)、長野県塩尻市(1)、新潟県(1)、埼玉県(1)、三重県四日市市(1)、滋賀県(1)、京都府(1)、広島県(1)、ブラジル(1)

 

うち、19組が家族連れ、11組が男女で来訪(その他は未調査)

 

2018年5月13日(日)発行

 

 

 

タナカ新聞とは・・・??

 

岐阜県関市上之保地域で関市地域おこし協力隊として活動する田中利弥(私)が、上之保地域で独自の目線で見つけたヒト・モノ・コトを取材し、不定期で発行。

 

〇掲載場所

上之保生涯学習センター・上之保温泉「ほほえみの湯」、道の駅「平成」、武儀生涯学習センター、津保川診療所

 

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